【一眼レフカメラ】絶対に覚えたい!カメラの設定・使い方5つ

撮影前に知っておきたい!一眼レフカメラの基本設定5つ

 

撮影の準備ができたら、次はカメラの設定です。この5つの設定をマスターすれば、写真のクオリティがぐっと上がります。

 

1. ISO感度:写真の明るさと画質のカギ

 

窓からの光を活かした撮影では、ISO感度が写真の明るさとノイズの少なさを決めます。 ISO感度ボタンを押してからダイヤルを回し、数値を「800」に設定してみましょう。

 

2. ホワイトバランス:色を正しく表現する

 

「太陽の光で撮ったのに、写真が青っぽい」と感じたことはありませんか?  ホワイトバランス(WB)を正しく設定することで、被写体の色を自然に再現できます。 メニューボタンからホワイトバランスを選び、「AWB(オートホワイトバランス)」に設定しましょう。


 

3. 撮影モード:背景のボケ感を操る

 

カメラ上部のダイヤルを回して「Av」(絞り値優先)モードに設定します(機種によっては「A」と表示されます)。 このモードを使うと、次に説明する「絞り値」を自分で調整できるようになり、背景のボケ具合を自由にコントロールできます。

 

4. 絞り値(F値):ボケ具合を調整する

 

撮影モードを「Av」に設定したら、ダイヤルを回して絞り値(F値)を変えてみましょう。 絞り値の数値を小さくすると背景が大きくボケ、大きくすると背景がよりはっきりと写ります。 まずは「F8」に設定してみるのがおすすめです。

 

5. 露出補正:写真の明るさを微調整する

 

「+/-」ボタンを押してからダイヤルを回すと、写真全体の明るさを調整できます。 撮影した写真が少し暗いと感じたら、この露出補正機能を使ってプラス側にダイヤルを回し、明るさを調整しましょう。

 

 

まとめ

調整する機能一覧

  • 「写真が粗い、ブレる」**と感じたら → ISO感度
  • 「色がおかしい」**と感じたら → ホワイトバランス
  • 「背景をぼかしたい」と思ったら → 絞り値
  • 「写真が暗い」**と感じたら → 露出補正

 

今回ご紹介した5つの設定は、カメラ任せにするのではなく、自分で調整することでより理想に近い写真を撮るための基本です。ぜひこの機会に覚えて、撮影スキルを上達していきましょう。

撮影の基礎知識まとめ

撮影の基本 まずはここからはじめよう。
撮影用スペースを作る (雑貨・小物の撮影)

【一眼レフカメラ】絶対に覚えたい!カメラの設定・使い方5つ
【コンパクトカメラ】絶対に覚えたい!カメラの設定・使い方5+1つ

商品ごとの撮り方

アクセサリーの輝かせ方
アクセサリーの輝きを、しっかりと撮影するためのコツ

写真加工(レタッチ)
商品写真をレタッチ フォトショップビギナーズ編 〜3ステップで商品画像をきれいに〜
>これなら簡単!写真補正。Camera Raw フィルターを使った補正方法。new!
Camera Raw フィルターのご紹介
      ・
Camera Raw フィルターでの始め方から、保存方法
Camera Raw フィルターで実践!写真補正
Photoshopで、円の描き方。初心者でも簡単に!

撮影道具のこと
カメラとレンズの準備

三脚の準備
窓からの光の上手な利用法 撮影しやすい光をつくる①
>あると便利な撮影道具

商品写真をより魅力的に・コラム
撮影しやすい時間帯

撮影用の道具を使った「撮影のための光」作り
「レフ版」を使って明るさを調整
背景は、商品の印象を変える 〜写真を魅力的に見せる簡単で効果的な方法〜
背景紙の色の選び方
商品に応じた様々なセット
レンズの使い方 形を正確に写すために
小さな雑貨のピントの合った商品画像の撮り方
見づらい、わかりにくい商品写真とは?
商品撮影では、カメラを使わない作業がある

カメラの機能をくわしく
ISO感度
撮影モードを選ぶ

絞り値
露出補正
>色合わせをするホワイトバランス機能 2つ
  1. カメラにおまかせ「オートホワイトバランス」
  2. 撮影に慣れてきたら、より厳密な「マニュアルホワイトバランス」

2019-07-05 | Posted in 撮影の基本No Comments » 

関連記事