窓からの光の上手な利用法。 撮影しやすい光を作る①
自宅で窓からの光を利用して撮影をするときに、家の前の木々や窓枠などの影が入り込んでしまうことってありますよね。薄手のカーテンを利用しても、この影ってなかなか消えないんです。
そこで今回は商品撮影の始め方でお話ししている、「撮影しやすい光の作り方」をご紹介します。
【窓からの光で困ること】
①窓のサッシの影、木の葉の影が出てしまう。
②太陽光が強く、商品の明るい・暗い部分の差が大きく見づらい。
実際にはこのような写真の状況になっていませんか?
【オススメ撮影道具】
この影をやわらげ、商品の影がはっきりと出てしまうコントラストを弱めるために、
窓からの光を利用した商品撮影では「トレーシングペーパー」を利用します。
トレーシングペーパーは、光を通す薄紙で、太陽光の強い光をやわらげ、拡散させる効果があります。
オススメは、堀内カラー社の1m10cmトレーシングペーパー(ヨドバシサイトにて)。ロール状で長さもあり、お試しできる価格です。
このトレーシングペーパーを、必要なサイズに切って窓に貼る、もしくは、ロールごとカーテンレールの上にのせて使うだけで、撮影しやすい柔らかな光になります。
今までくっきりと出ていた影が嘘のようになくなります。さきほどの人形を置いてもう一度撮影してみましょう。
光がやわらく全体に広がるので、商品の影も弱まり、見やすく!
やわらかな光が作れると商品撮影が楽にできるようになります。
また、レフ板を使えばさらに光がまわり、撮影しやすくなりますよ。
プロのカメラマンも利用していて、2000円くらいで購入できるトレーシングペーパーでここまで写り方が変わる。ぜひお試しください。
UTSUSU(写す)の写真講座では、商品撮影をこれから始めたい!方向けに「商品撮影の始め方」講座を開いています。
撮影の基礎知識でわからないことも質問できますので、ご興味を持ってくださったら是非。お待ちしています!